日誌

南予地区 サイエンスミーティングを開催しました

2016年11月22日 20時08分

11月20日 愛媛県歴史文化博物館にて、サイエンスミーティングを行いました。
 生徒45名、教員13名、愛媛大学の先生方、高校教育課、総合教育センターの指導主事併せて9名が集まりました。
実施内容は以下のとおりです。
 国立医薬品食品衛生研究所から畝山智香子先生を迎えて「食の安全を考える」
 宇和島東高校口頭発表「Satoyama Science -生物多様性とエコツーリズムを目指して」
 各学校1分間アピール・ポスター発表・質疑応答
 生徒交流会 傘袋ロケットをねらったところに飛ばそう
 教員研修会 プレゼンテーション技術について
           
この日は、各学校で進めてきた科学研究を発表し、他校の生徒や先生、大学の先生、高校教育課・教育センター指導主事から意見をいただき、今後の研究の方針とする大切な会でした。また、食の安全に関する認識を変えた畝山先生のお話も印象に残りました。参加生徒、参加教員のどちらに対しても互いの交流が深まり、スキルが高まる良い研修となりました。

サイエンスアゴラ2016に参加しました

2016年11月15日 09時19分

 11月5日(土)・6日(日)に日本科学未来館・東京国際交流館他にて開催された「サイエンスアゴラ2016」に、本プログラムから今治西高等学校(生徒4名・教諭1名)と三崎高等学校(生徒3名・教諭1名)が参加させていただきました。「サイエンスアゴラ」とは、異なる分野・セクター・年代・国籍を超えた関係者をつなぎ、さまざまな人たちが各地で主体的に推進する活動の広場のことです。(HPより抜粋)200以上の企画が用意されており、企画の種類も豊富にありました。参加した2校はそれぞれ企画に参加したり、ブースで説明を聞くなどして、科学の面白さを再認識し、科学への理解を深め、「社会」と「科学」のつながりについて考えることができました。
 2校とも参加した企画が2つあり、1つは5日(土)に行われた「高校生×イノベータートークセッション"Road to INNOVATION" ~グローバルサイエンスキャンパス~」、もう1つは6日(日)に行われた「EU & Japan: Let's broaden research horizons! EU×日本、研究者×留学生×高校生の異色コラボ」です。発表者として自らの研究内容を話し、セッションの際には大人たちと対等に話していく高校生の姿に生徒たちはもちろん、私たち教員も感心させられました。両企画とも、内容が難しいところもありましたが、熱心に聴いている姿が見受けられ、今治西高等学校の生徒が質問をする場面もありました。
 2日間を通して、生徒たちは多くを学び、様々な経験をすることができたと思います。これらの経験を今後に生かすことができればと思います。
   
   
   

東予地区 サイエンスミーティングを開催しました

2016年11月3日 23時10分

平成28年10月29日(土) 新居浜市 愛媛県総合科学博物館
       
 この企画は、参加校の中間発表と科学研究に取り組んでいる生徒同士の交流を目的として開催しました。当日は、JSTから推進委員の大山光晴様、菅原義之様、主任調査員の川口吉秋様にも参加いただき、有益なご指導をいただきました。参加校の研究の中間発表、SSH校である松山南高等学校のゲスト発表を行い、生徒同士の活発な意見交換が行われました。また、愛媛大学、総合教育センター、そしてJSTの先生方から有益な助言や指導をいただきました。本日の指導内容や意見を持ち帰り、検討して、今後の研究の方向性を決める助けにしてほしいと思います。
 総合科学博物館の大西剛先生のお話や愛媛大学の学生さんの指導での参加者交流会(傘袋ロケットをグループで工夫して飛ばす)、先生方のプレゼンテーション技術に関する講習も行いました。参加した、先生方、生徒の皆さんにとっても有意義な企画となりました。

北条高校にて研究指導を受けました。

2016年10月24日 09時28分


 10月14日(金)13:30~16:00に、愛媛大学教育学部の安部教授を北条高校にお招きして
数学の研究指導を受けました。5‐パズルの研究データをどのように分析し、活用していけばいいのか。また、中間発表に向けてのまとめ方などを指導していただきました。

        

西条高校の地学研究班が愛媛大学を訪問しました

2016年10月21日 09時55分

 西条高校の地学研究班は10月15日(土)に愛媛大学を訪問し、教育学部の佐野栄教授から指導・助言をいただきました。地学班は地下水の調査研究を行っており、愛媛大学にあるICP-MSを使用させていただいて、水中の微量元素をモニタリングしています。生徒たちは、佐野教授の指導を受けながら分析作業に取り組みました。今回の分析結果を中間発表会に向けてまとめていきたいと思います。


三崎高校の研究班が愛媛大学を訪問しました

2016年10月13日 11時19分

三崎高校の研究班は9日(日)に愛媛大学を訪問し、教育学部の安部利之教授から指導・助言をいただきました。私たちの班は数学領域の研究を行っており、15パズルを解く上で重要になる「5パズル」の動きや配置に関する研究を行っています。10時~13時の3時間でセミナーを行っていただきましたが、生徒たちと安部教授は熱心に議論を交わしていました。安部教授からは丁寧に解説をしていただき、また、今後の方向性について御助言をいただきました。11月の中間発表会に向けて、これからまとめていきたいと思います。
  

新居浜南高校の研究班が愛媛大学研究室を訪問しました

2016年10月1日 12時00分
今日の出来事

新居浜南高校の研究班は、愛媛大学教育学部を訪問し、中本剛准教授、横田義広指導主事から指導・助言をいただきました。新居浜南高校では、流体から受ける抵抗力について研究しています。先生方には、実験装置や今まで実験で得られたデータを見ていただき、今後必要な検証実験やどのように研究を進めればよいか丁寧に御助言いただきました。とても有意義な訪問となりました。


   



「生物実習」で自然観察指導力スキルアップを行いました。

2016年8月4日 12時20分


     
8月2日(火)は、大洲肱川を舞台に、上流から河口に向かって植物調査を行い、植生の変化の様子を調査しました。また、8月3日(水)は、国立大洲青少年交流の家で早朝は野鳥観察、午前に採取した植物のデータ処理方法及び昆虫の標本作製についての実習をしました。参加された先生方は、暑い中大変熱心に取り組まれていました。なお、本実習は、「自然観察指導力スキルアッププログラム」と一部合同で実施いたしました。

「科学研究とは何か」を開催しました。

2016年7月30日 15時01分

7月30日(土) 本プログラムに参加している教員、生徒すべてを対象に「科学研究とは何か」を愛媛大学を会場に開催しました。開会行事に引き続き愛媛大学特別栄誉教授 田辺信介先生の講演を聞きました。先生は、「研究者の一分」というタイトルで、科学者としての先生の生き方を話してくださいました。研究者は、全てを忘れて研究に没頭する時期があってもよい、もう一度生まれ変わっても研究者になりたいという言葉には説得力がありました。続いて、今治西高校、長浜高校の現在の研究の中間発表及び研究計画の口頭発表を聞き討議を行いました。
   
 その後、数学・情報領域、物理領域、化学領域、生物領域、地学領域の各領域別に分かれて各テーマの検討を行いました。ここで検討した内容をこの日参加した全員の前で発表して参加者全員で共有しました。
      
 この日は、たくさんの愛媛大学の先生方と本事業の推進委員湯澤修一様、JST石井暁主任調査員様にも参加していただき、たいへん充実した研修会となりました。
 今後、研究計画について各学校に持ち帰って再度検討した後、大学や教育センターと相談したり指導を受けながら研究を進め、10月29日(総合科学博物館)、11月20日(歴史文化博物館)での二つの地域に分かれての中間発表でその成果を各班に発表してもらう予定です。

「科学研究の進め方【化学領域】」を実施しました。

2016年7月19日 20時45分
 7月10日(日)、716日(土)の2日間の日程で、愛媛大学教育学部において、「科学研究の進め方【化学領域】」が実施されました。

 教育学部大橋淳史先生の御指導のもと、科学イノベーション挑戦講座と合同で、デンプンの糖化をテーマに、基礎実験を行いました。今後研究テーマを設定し、研究を進めていく上で重要な考え方や実験条件の制御などについて学びました。ICT機器も活用した内容で、指導教員はもとより、生徒も意欲的に実験に取り組んでいました。