日誌

第13回日本物理学会Jr.セッションに新居浜西高校が参加しました。

2017年3月20日 12時19分
報告事項

3月18日(土)に大阪大学豊中キャンパスで行われた第13回日本物理学会Jr.セッションに新居浜西高校が参加しました。「ペルチェ素子を熱源にした金属板の熱の伝わり方 第2報」という研究テーマでポスター発表を行い、様々な人たちと熱心に議論する姿が見られました。参加生徒からは、「自分たちの研究に対していろいろな視点から意見をもらい新しい発見がありました。」「レベルの高い研究が数多くあることに驚き、物理にますます興味を持ちました。」などの感想が聞かれました。
  

第13回日本物理学会Jrセッションに新居浜南高校が参加しました。

2017年3月18日 22時00分
報告事項

 第13回日本物理学会Jrセッションが大阪大学豊中キャンパスで行われ、新居浜南高校が参加しました。本校は、「モーターを活用した流体から受ける抵抗力の測定装置の開発」というテーマで今年度研究を続けて参りましたが、その成果をポスターセッション形式で披露しました。会場では、全国から集まった大学の先生方や高校生の方々と議論を交わしました。本校生徒は、「様々な点に対し鋭いご指摘を頂き、研究についての理解が深まり勉強になった。楽しかった。」と感想を話しており、とても良い経験となりました。この研究に関わってくださった愛媛大学や総合教育センターの先生方、ご支援いただいたJSTの皆様に心より感謝申し上げます。
  

平成28年度の振り返り(第5回理科教育シンポジウム)を開催しました

2017年2月13日 19時12分

2月12日(日)愛媛大学にて、本事業の「平成28年度の振り返り」を行いました。
午前中は、愛媛大学主催の「第5回理科教育シンポジウム」が開催され、えひめサイエンスリーダースキルアッププログラムの報告、松山市教育研修センターの取組、熊本大学の取組、愛媛大学での教員養成改革についての発表及び意見交換が行われ、本事業の参加教員も参加し、1年間のプログラムに参加された先生方ならではの貴重な意見が出されました。
   
午後からは、愛媛大学教育学部 隅田学教授の指導で、「平成28年度の振り返り」を行いました。年間を通じて行ってきたルーブリック評価の全体的な傾向の分析について説明があった後、1年間指導してきた生徒の変容と指導者の意識の変化を用意された雛型にパソコンでデータを入力しながら振り返りました。最後に、5名の先生方に振り返りで作成したプレゼンを発表していただきました。この後、作成されたプレゼンには指導した大学の先生や教育センターの指導主事からのコメントが入る予定です。
    
この日、JSTから、荻原 彰 推進委員、井上隆夫 主任研究員が参加され、適切な助言・御指導をしていただきました。

サイエンスチャレンジを開催しました

2017年1月30日 13時53分

1月29日(日)愛媛大学にて、本事業の成果発表会「えひめサイエンスチャレンジ2016」を開催しました。参加生徒・教員、愛媛大学、愛媛県総合教育センターの先生方、審査員の先生方、大学生のTA等の参加者を含めて約200名の参加者があり、盛大な成果発表会になりました。別室では、大学生による教材ワークショップも行われました。
 また、「中高生の科学研究実践活動推進プログラム」推進委員会 町田 武生 委員長、JST 内田 信裕 調査役に来ていただきご指導いただきました。また、奈良県、広島県からも視察の方もいらっしゃってたいへん盛り上がりました。
 開会行事の後、各班1分以内でスライド1枚での研究のアピールを行い、ポスターセッションを行いました。本プログラム参加者以外からも多くの参加者があり、参加したポスターは43枚と会場がいっぱいになりました。
       
 講評の中では、ロジカルな考え方を身につけるとどんな道に進んでも役に立つ。将来も科学に興味を持ち続けて、科学の進歩に貢献する人になってほしいとの言葉をいただきました。
   
 審査の結果、以下の学校が表彰されました。

一般部門(本プログラム参加校に加えプログラム参加校以外からの参加も含める部門)
 最優秀(1校)
  愛媛県立今治西高等学校   「オニクマムシの乾眠導入と蘇生に関する研究~季節の変化によって受ける生態的影響~」
 優 秀(3校)
  愛媛県立宇和島東高等学校  「カキ殻粉末を用いた水質浄化― 赤潮の未然防止に向けて ―」
  愛媛県立南宇和高等学校   「御荘湾(愛媛県愛南町)の生物多様性とその保全」
  愛媛大学附属高等学校    「インジゴカルミンの信号反応液に見られる青色濃化現象の条件特定」

プログラム参加部門(本プログラム参加校のみが参加する部門)
 優 秀(3校)
  愛媛県立新居浜南高等学校  「モーターを活用した流体から受ける抵抗力の測定装置の開発」
  愛媛県立三崎高等学校    「5パズルの最短手数とその配置」
  愛媛県立南宇和高等学校    「パン酵母におけるストレス応答」

 最優秀賞・優秀賞受賞生徒と指導された先生方(町田委員長、内田調査役と共に)

生物教育学会参加&研究者訪問

2017年1月11日 16時23分

 17日(土)~8日(日)に東京学芸大学で開催された日本生物教育学会第101回全国大会で、今治西高校生物部クマムシ班2名がポスター発表を行いました。愛媛県の高校や大学からも多数の参加者がありました。
 17日は午後から慶應義塾大学の堀川大樹・特任講師を訪問してクマムシ研究の専門的な指導を受けました。堀川先生は、現在の研究機関で標準研究種となっているヨコヅナクマムシを北海道大学大学院の学生時代に発見し、その後は東京大学、NASA宇宙生物部門、そしてパリ大学で研究を続け、現在は慶應義塾大学で学生を指導されているクマムシ研究の第一人者です。現在の実験における改善点を指導していただき、研究が次の段階に進むことになりました。
 18日は、午前中に顧問・中川が「極限環境生物をテーマとした生物部の課題研究指導」を口頭発表しました。午後からは生徒が「クマムシの種による乾眠耐性の違いと蘇生条件」をポスター発表し、次々と訪れる人たちと質疑応答で盛り上がりました。生徒は質問された先生方と名刺交換を行い、大学の先生の連絡先を多数ゲットできました。発表・質疑応答とも気持ちよく行うことができ、生徒にとって充実した学会参加になりました。
    

日本理科教育学会四国支部大会参加

2016年12月12日 09時55分

12月10日(土) 香川大学で「日本理科教育学会四国支部大会が行われました。

本プログラムの関係する発表が行われました。
❍高校理科教員における科学研究指導力向上を図る研修プログラムの開発と実践(Ⅰ)
 -えひめサイエンスリーダースキルアッププログラムの概要- 
 愛媛県総合教育センター 佐藤栄治・横田義広
❍高校理科教員における科学研究指導力向上を図る研修プログラムの開発と実践(Ⅰ)
 -えひめサイエンスリーダースキルアッププログラムの参加教員を対象としたプレ調査結果-
愛媛大学 小澤優樹・隅田学・向平和・大橋淳史、愛媛県総合教育センター 佐藤栄治・横田義広
❍高校理科教員における科学研究指導力向上を図る研修プログラムの開発と実践(Ⅰ)
 -科学研究・指導ルーブリックの開発-
愛媛大学 隅田学・小澤優樹・向平和・大橋淳史、愛媛県総合教育センター 佐藤栄治・横田義広
❍課題研究型学習の指導方法について~えひめサイエンスリーダースキルアッププログラムを通して~
上浮穴高校 菅 琢哉

その他、以下のタイトルで本プログラム参加の先生方の発表も行われました。
❍課題研究「身近な事物の結晶構造に関する研究」における研究指導
北宇和高校 山岡武邦、兵庫教育大学 松本伸示
❍スマートフォンを用いた授業展開の研究-自作顕微鏡と自作パノラマアプリの研究-
弓削高等学校 玉井洋介
       

南予地区 サイエンスミーティングを開催しました

2016年11月22日 20時08分

11月20日 愛媛県歴史文化博物館にて、サイエンスミーティングを行いました。
 生徒45名、教員13名、愛媛大学の先生方、高校教育課、総合教育センターの指導主事併せて9名が集まりました。
実施内容は以下のとおりです。
 国立医薬品食品衛生研究所から畝山智香子先生を迎えて「食の安全を考える」
 宇和島東高校口頭発表「Satoyama Science -生物多様性とエコツーリズムを目指して」
 各学校1分間アピール・ポスター発表・質疑応答
 生徒交流会 傘袋ロケットをねらったところに飛ばそう
 教員研修会 プレゼンテーション技術について
           
この日は、各学校で進めてきた科学研究を発表し、他校の生徒や先生、大学の先生、高校教育課・教育センター指導主事から意見をいただき、今後の研究の方針とする大切な会でした。また、食の安全に関する認識を変えた畝山先生のお話も印象に残りました。参加生徒、参加教員のどちらに対しても互いの交流が深まり、スキルが高まる良い研修となりました。

サイエンスアゴラ2016に参加しました

2016年11月15日 09時19分

 11月5日(土)・6日(日)に日本科学未来館・東京国際交流館他にて開催された「サイエンスアゴラ2016」に、本プログラムから今治西高等学校(生徒4名・教諭1名)と三崎高等学校(生徒3名・教諭1名)が参加させていただきました。「サイエンスアゴラ」とは、異なる分野・セクター・年代・国籍を超えた関係者をつなぎ、さまざまな人たちが各地で主体的に推進する活動の広場のことです。(HPより抜粋)200以上の企画が用意されており、企画の種類も豊富にありました。参加した2校はそれぞれ企画に参加したり、ブースで説明を聞くなどして、科学の面白さを再認識し、科学への理解を深め、「社会」と「科学」のつながりについて考えることができました。
 2校とも参加した企画が2つあり、1つは5日(土)に行われた「高校生×イノベータートークセッション"Road to INNOVATION" ~グローバルサイエンスキャンパス~」、もう1つは6日(日)に行われた「EU & Japan: Let's broaden research horizons! EU×日本、研究者×留学生×高校生の異色コラボ」です。発表者として自らの研究内容を話し、セッションの際には大人たちと対等に話していく高校生の姿に生徒たちはもちろん、私たち教員も感心させられました。両企画とも、内容が難しいところもありましたが、熱心に聴いている姿が見受けられ、今治西高等学校の生徒が質問をする場面もありました。
 2日間を通して、生徒たちは多くを学び、様々な経験をすることができたと思います。これらの経験を今後に生かすことができればと思います。
   
   
   

東予地区 サイエンスミーティングを開催しました

2016年11月3日 23時10分

平成28年10月29日(土) 新居浜市 愛媛県総合科学博物館
       
 この企画は、参加校の中間発表と科学研究に取り組んでいる生徒同士の交流を目的として開催しました。当日は、JSTから推進委員の大山光晴様、菅原義之様、主任調査員の川口吉秋様にも参加いただき、有益なご指導をいただきました。参加校の研究の中間発表、SSH校である松山南高等学校のゲスト発表を行い、生徒同士の活発な意見交換が行われました。また、愛媛大学、総合教育センター、そしてJSTの先生方から有益な助言や指導をいただきました。本日の指導内容や意見を持ち帰り、検討して、今後の研究の方向性を決める助けにしてほしいと思います。
 総合科学博物館の大西剛先生のお話や愛媛大学の学生さんの指導での参加者交流会(傘袋ロケットをグループで工夫して飛ばす)、先生方のプレゼンテーション技術に関する講習も行いました。参加した、先生方、生徒の皆さんにとっても有意義な企画となりました。

北条高校にて研究指導を受けました。

2016年10月24日 09時28分


 10月14日(金)13:30~16:00に、愛媛大学教育学部の安部教授を北条高校にお招きして
数学の研究指導を受けました。5‐パズルの研究データをどのように分析し、活用していけばいいのか。また、中間発表に向けてのまとめ方などを指導していただきました。