12月23日~24日に日本学生科学賞の中央最終審査がオンラインで行われ、昨年度スキルアッププログラムでお世話になった新居浜南高気泡研究班が出場しました。
課題は、研究成果を5分間の動画にまとめることと、15分間の質疑応答でした。膨大な研究成果を5分間にまとめること自体がとても難しく、それを編集なしでZoomのレコーディング機能で一発撮りすることが求められていました。出場した4人は期末考査が終わってから提出締切の12月10日までの限られた時間で苦労しながら動画を作成しました。
23日に行われた質疑応答はとても高度な質問が飛び交い、出場したメンバーも非常に緊張をしていましたが、ゆっくりではありましたが落ち着いて答えることが出来ました。一方で、質疑応答によって自分達の研究内容を深めることが出来、良い経験になりました。
審査の結果、読売理工学院賞を受賞しました。研究を始めて2年ほどの間、時には休校期間があるなど、困難もありましたが、地道な努力の結果得ることの出来た受賞であったと思います。

質疑応答直前の様子。机には勉強した大量の資料が並んでいます。

アピールするために準備した実験機材です。

受賞発表の瞬間です。

受賞発表後、審査員から本校の研究を表彰式の場でご紹介いただきました。秋篠宮皇嗣殿下にもご覧いただきました。
お世話になった全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
報告事項
12月22日に、岡山コンベンションセンターで行われた「令和元年度科学教育振興助成成果発表会」に川之江高校が参加しました。49校が参加し、ポスター発表をはじめ、東京大学総合研究博物館遠藤秀紀教授による特別講演や情報交換会が行われました。
川之江高校から参加した生徒2名は、この発表会に向けて準備を進めてきました。初めてのポスター発表でしたが、緊張する様子もなく、練習してきたこと以上の発表ができました。特に、研究してきた石取りゲームの必勝法について、聴衆の方とコミュニケーションをとりながら、分かりやすく伝えようとする姿が印象的でした。
また、同年代の他校の生徒と関わることができたことが、参加した生徒にとって刺激になったようです。
今回の経験を生かして、2月の発表会ではより良い発表ができるように準備を進めていきます。
このような発表会に参加させていただく機会を与えてくださって、ありがとうございました!
