東予地区の生徒実行委員を担当するのは松山中央高校と弓削高校です。我々はWeb会議で内容を決め、時間短縮をはかりました。使用したツールは「appear.in」というものです。「appear.in」とは登録不要でパソコンとインターネット環境があれば、事前にアカウント設定やアプリのインストール等は必要ない、Web会議のためのツールです。10月23日と10月30日の二日間で話し合いをしました。
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三崎高校にて、南予地区サイエンスミーティングの科学交流実行委員会を開催しました。今回、南予地区の生徒実行委員に立候補してくれた学校は、今治西高校、三崎高校、北宇和高校でした。
科学交流のグループ分けをどうするのか。科学交流のネタはどうするのか。運営は?など活発な意見が出ました。当日司会を担当するのは今治西高校、交流会の競技の進行は三崎高校、表彰は北宇和高校でまとまりました。今後、細かなことはグループウェアを通じてまとめていく予定です。楽しい企画となりそうです。
9月30日(土)~10月1日(日)、今治西高校生物部ハリガネムシ班の3人と中川先生で「京都大学フィールド科学教育研究センター森林ステーション和歌山研究林」を訪問し、神戸大学理学部准教授の佐藤拓哉先生から研究について助言していただきました。佐藤先生は日本で唯一のハリガネムシ研究者で、この分野の研究者は世界でも数人しかいません。会場は一番近い自動販売機まで車で30分という山間部で、夜は研究センターの宿舎に泊めていただきました。
1日目は「ひらめきときめきサイエンス」というイベントに兵庫県の高校生たちと参加し、「寄生虫が渓流魚を育む!?ハリガネムシを通して自然をみてみよう」というプログラムを体験しました。渓流魚を電気ショッカーで捕獲して胃の内容物を調べたり、ハリガネムシや宿主昆虫を捕獲するトラップの設置を教わりました。
2日目は私たちだけの特別講座で、ハリガネムシの雌雄や属の識別法を教わり、現在考えている実験方法や研究の方向性について指導していただきました。また、ハリガネムシの卵塊や最新の文献をいただきました。これから、実験計画を進めるとともに、いただいた英語の論文との格闘が始まります。