科学研究の進め方(地学領域)を開催しました
2020年7月20日 13時17分11日は、地学分野における実験データの取り扱い方について、愛媛大学教育学部で講義と実習を、18日は、野外観察の方法について、興居島でフィールドワークを行いました。
この二日間で学んだことを、今後の研究に生かしてほしいと思います。
本事業では、愛媛大学、愛媛県総合教育センター、高教研数学部会・理科部会が連携して、先生方の指導力向上と高校生の科学研究の支援を行っています。(国立研究開発法人 科学技術振興機構「中高生の科学研究実践活動推進プログラム」の支援(2015-2017)を受けて行っていた事業の後継事業です)
令和2年7月18日、19日の2日間、愛媛大学教育学部にて科学研究の進め方(化学領域)を開催しました。今年度は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対応(手指の消毒や教室の換気等)をとりながら実施しました。水蒸気蒸留に関する実験を通して、今後研究を進めていく上で必要となる基礎的知識や実験技術を学びました。2日目の午後には、各学校ごとに研究計画を発表しました。 
 
令和2年7月5日(日)、19日(日)に、愛媛大学で、新型コロナウイルス感染防止の対策を講じながら、科学研究の進め方(物理領域)を開催しました。2日間の講座では、講義や実験を通して熱電変換について学び、熱電変換を利用した低温の生成や霧箱の製作に関する探究活動を行いました。また、講座の最後には、2月の成果発表会に向けた今後の研究計画の協議・検討を行いました。 
 
2月2日(日)愛媛大学にて、「えひめサイエンスチャレンジ2019」を開催しました。大会には、一般参加を含めた一般部門に35チーム、本プログラムに1年間参加してきたプログラム参加部門に19チームの、合計54チームの参加がありました。各班1分間の研究紹介を行った後、ポスターセッションを行いました。発表や質疑応答を通して参加者の情報交換がなされ、楽しい大会となりました。入賞したチームは以下の通りです。
1 一般部門
 最優秀賞
  長浜高等学校 「カクレクマノミのダンスの秘密~カクレクマノミのくねくねダンスは、警戒のサイン~」
 優秀賞
  新居浜南高等学校 「気泡の生成時に発生する音の振動数について」
  西条高等学校 「マグネシウム空気電池の改良」
  長浜高等学校 「Mg2+とCa2+による刺胞射出の抑制」
 努力賞
  松山南高等学校 「固体物を水面に落とした時の水のはね返りに関する研究」
  宇和島東高等学校 「加熱による真珠の色の変化」
  宇和島東高等学校 「画像解析を用いた空の色と天気の関係の考察」
2 プログラム参加部門
 優秀賞
  西条高等学校 「銅樹はCuだけではなかった~組成と生成過程に注目して~」
  丹原高等学校 「水蒸気蒸留法を用いた竹の成分抽出とその活用方法についての研究」
  松山中央高等学校 「砥部川流域の水質調査」 
 
 
 12月22日に、岡山コンベンションセンターで行われた「令和元年度科学教育振興助成成果発表会」に川之江高校が参加しました。49校が参加し、ポスター発表をはじめ、東京大学総合研究博物館遠藤秀紀教授による特別講演や情報交換会が行われました。
 川之江高校から参加した生徒2名は、この発表会に向けて準備を進めてきました。初めてのポスター発表でしたが、緊張する様子もなく、練習してきたこと以上の発表ができました。特に、研究してきた石取りゲームの必勝法について、聴衆の方とコミュニケーションをとりながら、分かりやすく伝えようとする姿が印象的でした。
 また、同年代の他校の生徒と関わることができたことが、参加した生徒にとって刺激になったようです。
 今回の経験を生かして、2月の発表会ではより良い発表ができるように準備を進めていきます。
 このような発表会に参加させていただく機会を与えてくださって、ありがとうございました!   
 現在、川之江高校では、石取りゲームの必勝法について研究を進めています。生徒たちで独自のルールを考え、その必勝法について考察しています。
 12月5日(木)には、愛媛大学の安部利之先生に川之江高校にお越しいただいて、研究内容について助言をいただきました。お忙しい中、時間を割いていただき、ありがとうございました。
 研究成果を上げることができるように、これからも日々頑張っていきます!     
令和元年6月15日(土)、7月13日(土)に、愛媛大学において、「科学研究の進め方(数学・情報領域)」を実施しました。
研修内容
 6月15日(土) 
講義「ゲームに現れる初等整数論を用いた課題研究1」
7月13日(土)
  講義「ゲームに現れる初等整数論を用いた課題研究2」
  
6月15日は、初等整数論や石取りゲームの必勝法についての講義を受けました。 実際におはじきを使ってゲームを行いながら、考察を深めていきました。
7月13日は、数学の研究の進め方について講義を受けました。またシルバーダラーゲームの必勝法について考察し、それについて分かったことをA4用紙にポスター形式でまとめ、学校ごとに発表をしました。
参加された各学校の先生、生徒の皆さんは、熱心に取り組んでいました。
令和元年7月13日、14日の2日間、愛媛大学教育学部にて科学研究の進め方(化学領域)を開催しました。水蒸気蒸留に関する実験を通して、今後研究を進めていく上で必要となる基礎的知識や実験技術を学びました。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
令和元年6月8日(土)9日(日)に、愛媛大学において、「科学研究の進め方(生物領域)」を実施しました。
研修内容
 6月8日(土)「環境調査の基本的な考え方」
        「材料の採集」
        「マツの気孔による大気汚染調査」
 6月9日(日)「プランクトンネットの使用方法と微細な生物の観察」
        「顕微鏡写真の撮影」
        「ICTを活用した調査結果の処理」
 参加された各学校の先生、生徒の皆さんは、熱心に取り組んでいました。
サイエンスリーダーに参加していた松山中央高校の化学部を引率し、ジュニア農芸化学会2019に参加してきました。研究テーマは、廃棄物中の炭酸カルシウムを用いた銅(Ⅱ)イオン除去とその回収です。
ポスターセッションでは、どの研究もレベルが高く、今後のテーマ設定のヒントとなるものばかりで大変勉強になりました。また、自分たちの研究に多くの学会員の方が興味を持ってくださり、有意義なディスカッションになりました。
また、大会の前後に自主研修を行い、日本未来科学館見学・東大研究室見学・JAXA施設見学を行いました。どの生徒のモチベーションが高まる有意義な研修となりました。