生物教育学会参加&研究者訪問
2017年1月11日 16時23分 1月7日(土)~8日(日)に東京学芸大学で開催された日本生物教育学会第101回全国大会で、今治西高校生物部クマムシ班2名がポスター発表を行いました。愛媛県の高校や大学からも多数の参加者がありました。
1月7日は午後から慶應義塾大学の堀川大樹・特任講師を訪問してクマムシ研究の専門的な指導を受けました。堀川先生は、現在の研究機関で標準研究種となっているヨコヅナクマムシを北海道大学大学院の学生時代に発見し、その後は東京大学、NASA宇宙生物部門、そしてパリ大学で研究を続け、現在は慶應義塾大学で学生を指導されているクマムシ研究の第一人者です。現在の実験における改善点を指導していただき、研究が次の段階に進むことになりました。
1月8日は、午前中に顧問・中川が「極限環境生物をテーマとした生物部の課題研究指導」を口頭発表しました。午後からは生徒が「クマムシの種による乾眠耐性の違いと蘇生条件」をポスター発表し、次々と訪れる人たちと質疑応答で盛り上がりました。生徒は質問された先生方と名刺交換を行い、大学の先生の連絡先を多数ゲットできました。発表・質疑応答とも気持ちよく行うことができ、生徒にとって充実した学会参加になりました。