サイエンスミーティング(南予地区)を開催しました
2017年11月20日 11時26分11月19日(日)
内子自治センターにて、南予地区「サイエンスミーティング」を実施しました。
最初に、愛媛大学南予水産センター長の武岡英隆様から「愛媛の海の豊かさとそのメカニズム」というタイトルでの講演がありました。講演に対して参加生徒から多くの質問が出されました。
続いて、SSH校の宇和島東高校から「宇和島海産貝類を用いた赤潮の未然防止」というタイトルで口頭発表がありました。その後、各校1分間で中間発表の内容を発表するアピールタイムを行いました。
午後からは、今治西高校、三崎高校、北宇和高校の三校で企画した生徒交流会企画「走れ!スライム」、愛媛大学教育学部中本剛准教授を講師として「数値データの取り扱い方~誤差と最小二乗法~」が行われました。生徒企画では磁性スライムを自作電磁石で移動させることに挑戦しました。大変盛り上がり良いアイスブレイクになったと思います。
この後の各班25分の中間報告をポスターにまとめてポスターセッションを行いました。生徒交流会でのアイスブレイクがうまく機能していたのか活発な生徒同士の議論が行われ、大学の先生からも厳しいが建設的なご意見をいただけました。最後に閉会行事が行われ、生徒交流企画の表彰式も行われました。
この日は、科学技術振興機構主任調査員 川口吉秋様が終日参加していただき、適切なご指導をいただきました。また、広島県教育委員会から視察にきていただき、有益なご意見をいただきました。
今回のサイエンスミーティングでいただいた指導をもとにして、各学校とも、現在の研究をより完成度の高いものに仕上げてもらうことを期待しています。また、生徒交流会や意見交換によって得られた生徒同士のつながりがお互いに良い刺激になることも期待したいと思います。