東予地区 サイエンスミーティング
2017年11月13日 16時00分日 程 平成29年11月11日(土)
会 場 愛媛県総合科学博物館
参加校
プログラム参加校 新居浜南高校、西条高校、小松高校、松山中央高校、伊予高校、今治西高校、弓削高校
ゲスト校 松山南高校、香川県立高松第一高校
内 容
講演 「学校収蔵標本から地域の自然史を再考する」 愛媛県総合科学博物館 稲葉 正和 教育主任
博物館の標本収集の話から、各学校には貴重な剥製や液浸標本が残されていて、ここから地域の自然史を組み立てることができるというお話がありました。
続いて、松山南高校が「ガウス加速器の射出球は鋼球がよいのか?」というタイトルで発表をしました。その後、各学校が1分間ずつ発表の概要をプレゼンデータ2枚以内で紹介する「アピールタイム」を行いました。
午後は、弓削高校、松山中央高校が企画した生徒交流会「Air Canon No.1決定戦」があり、先生方は愛媛大学の中本剛准教授の指導で「数値データの扱い方~誤差と最小二乗法~」の講座を受けました。
そして、アピールタイムでアピールした内容をポスターセッションで互いに発表し、他校の生徒、大学の先生、他校の先生とのディスカッションの中で、今後の研究の方向性を探していきました。
また、この日は、本事業の推進委員の湯澤修一様、主任調査員の井上隆夫様にご参加いただき、有益なご指導をいただきました。最後に、愛媛大学プロテオサイエンスセンター林秀則教授、推進委員の湯澤修一様からご講評をいただき一日の日程を終えました。
サイエンスミーティングは、各学校で行っている科学研究の中間発表により今後の研究の方向性を探るのが主な目的ですが、今回の「生徒交流会」は両校がネット会議で打ち合わせをして企画、実施してくれました。また、司会も今治西の生徒さんが務めてくださいました。指導された各学校の先生方のおかげで、生徒の皆さんが自律的に運営したすばらしいサイエンスミーティングになりました。松山南高校の皆さんとの交流、高松第一高校と県を越えた科学研究を通じた交流から生まれたつながりも大切にしていってほしいと思います。
各学校の研究が、いろいろな意見をもらったことでさらに優れた研究に発展することを期待したいと思います。